タレントの彦摩呂氏が、NFTを活用した“食コミュニティ”を立ち上げると発表しました。運営パートナーを務めるのは、ブロックチェーン事業を手掛けるMark Doorと、SNSマーケティングやNFT関連サービスなどを提供するPINESです。
彦摩呂氏といえば、個性的なグルメレポートで知られたタレントで、「□□□の宝石箱や~」というコメントが有名です。今回の取り組みは、そんな今までの活動を振り返りつつ生まれた「日本の食に恩返ししたい」という想いから立ち上げられた「彦摩呂タベノミクス~三本の矢プロジェクト~」が発端です。プロジェクト名にある“三本の矢”のうち1本が、このWeb版食コミュニティとなります。
運営パートナーのMark Doorは、ブロックチェーンを用いたオーダーメイドソリューションを展開し、メディアやプライム上場企業との取引といった実績も有する企業。今回はプロジェクトのトータルサポーターとして、そのブロックチェーン技術を提供します。
もう一社の運営パートナーであるPINESは、大阪を拠点に活動するWeb3に特化したマーケティング企業。広告制作やイベント企画なども行う、マーケティングの仕掛け人です。
NFTを活用した今回の食コミュニティでは、世に溢れている食レビューのWebサイトや、既存コミュニティでは体感できない密なコミュニティを作り、会員同士の本音トークで満足度の高いコミュニケーションを実現するために、ブロックチェーンを活用。情報の発信元が特定できる追跡可能な情報により、Webサイトでしばしば見られるような不正を撤廃しやすくし、コミュニティトークンも発行してメンバーの繋がりを強固にして、「日本の食に関する課題の解決をも目指したい」としています。
会員権の役割を果たすのがコミュニティトークン「Peco Peco Penguin」。プロジェクト内の食コミュニティは、このNFTを所有していないと入れないグループとしてdiscord上で運営されます。コミュニティでは会員限定での交流会なども実施される予定で、彦摩呂氏をはじめ、この活動に賛同する著名人が参加する見込み。距離の近いコミュニケーションが楽しめそうです。
今回の食コミュニティ立ち上げについて、彦摩呂氏は「このプロジェクトをきっかけに日本の食に対して、そして支えて応援してくださっている皆様に恩返しをするべく邁進する所存です」とコメント。真摯な気持ちで取り組みと向き合う姿勢を明らかにしています。
近年、やらせ投稿や競合店からの理不尽な酷評、広告金額によって決まるランキングなどにより、信頼が揺らぎつつあるグルメ系のサイト。ブロックチェーンが持つ信頼性を活用すればそうしたネガティブなイメージも払拭でき、食関連業界への刺激になり得るかもしれません。
美容が好きな20代。貯金は美容にかけていることが多いです。
インコと一緒に暮らしています。