バウムクーヘンは神戸育ち?ホテルオークラ神戸、開業35周年記念バウム販売

ホテルオークラ神戸が、神戸のバウムクーヘン専門店「BAUM u. BAUM(バウムウントバウム)」と共同開発した開業35周年記念オリジナルバウムクーヘンの販売を開始しました。

ホテルオークラ神戸は、神戸のウォーターフロント、メリケンパークに立つランドマークホテルとして知られています。“清楚にして優雅”をコンセプトにした客室からは、六甲の山並みや神戸の街並み、遊覧船や観覧車、灯台など、東西南北で異なる表情をみせる神戸の風景を楽しむことができます。

館内は日本古来の伝統や自然をモチーフにしたデザインが随所に散りばめられ、和と洋が調和した寛ぎの空間が特徴。開放感あふれるロケーションで地元民、旅行者ともに愛されるホテルです。

今回、ホテルオークラ神戸が2024年6月に開業35周年を迎えることを記念したオリジナルバウムクーヘンの販売を開始しました。バウムクーヘンは一節によると、大正時代にドイツ職人の手によって日本に持ち込まれ、神戸の地で育まれたスイーツとも言われています。神戸は外国人居留地だったこともあり、洋菓子店を中心に広まり、当時は高級な洋菓子として知られる存在だったそうです。元々バウムクーヘンは、かつてはヨーロッパの王室や貴族の間で特に人気があり、王室ケーキとして知られていました。そのため、贈り物や重要なイベントでの食事に使われていたそうです。

ホテルオークラ神戸によると「神戸観光のお土産や手土産として皆様に親しんでいただけるホテルオリジナル商品を作りたいとの思いから開発をスタートし、互いの職人が素材の配合の試行錯誤を繰り返しながら、約1年をかけて商品化に至りました」とのこと。王室ケーキとして贈り物に選ばれていた歴史を考えると、今回の企画はまさにピッタリのセレクトです。

開業35周年記念オリジナルバウムクーヘンは、神戸のバウムクーヘン専門店「BAUM u. BAUM」と共同開発。「BAUM u. BAUM」は、日本でも数少ないドイツ連邦共和国認定の製菓マイスターと神戸マイスター、2つの称号をもつグランシェフが、ドイツの厳格な基準を守りつつバウムクーヘンの正統派な作り方、素材、美味しさを追い求めて作り上げるバウムクーヘンの専門店。店名はドイツ語でBAUM(木) u.(と) BAUM(木)という意味で、木の年輪のように層をなしたバウムクーヘンそのものをイメージした名前となっています。

今回のオリジナルバウムクーヘンでは、マーガリンやショートニング、ベーキングパウダー不使用という本場ドイツの製法を守り、油脂はバターのみで、 別立てした卵の力でふんわりとした食感に仕上げられています。アーモンドの風味を加えた生地を重ね、仕上げのグラズールにほんのりラム酒がきいており、香りとともに楽しめる一品となっています。

販売は、ホテルオークラ神戸のオークラブティック「スーリール」、カフェレストラン「カメリア」にて行われ、ホールサイズで価格は3,500円。カットサイズは10月中旬より販売される予定です。

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